こんにちは。
9月ももう終わりです。
秋の空気がひろがりつつあるこの頃、
昼間はまだ暑く、朝晩は涼しい日が続いております。
この時候、ぼくの地元、鈴鹿ではF1 weekが始まります。
レシプロエンジン(reciprocating engine)を使ったカーレースはやがてなくなると言われ、
あのエキゾーストノート(exhaust noise)を体験できるのは、もう、そう長くはありません。
“音”を聴きに、サーキットを訪れてはいかがでしょうか。
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では、では、
くらのいえのフォトをお送りいたします。
ディテールも何回かで掲載していきます。
ファサードとは逆の、南側から見た外観です。
片流れ屋根の頂点と接続する袖壁をもたせることにより、
単調になりがちな表情に、個性を与え、デザインアイデンティティを獲得。
ファサードからの連続性も持たせてあり、統一感のあるまとまりとなっています。
これはライトコート(中庭)を外側から見たところです。
外からの視線を遮ることは、その内側に、落ち着きと安らぎをもたらします。
そして、光を、いかに遮らないかも大切です。
写真のパネルは風も通してくれます。
ライトコートへの入口。
フローリングに大理石をあしらい
ここが入口であることを主張させ、特別感を演出。
それかつ、雨、光による木(フローリング)への挑戦を、
石が代わりに受けているのです。
デザインと機能性のバランスがとれています。
和室の飾り床です。
テクスチャー(texture)の異なる材を用いて、
見ても、触れても楽しむことのできる空間をめざしてあります。
外側には光を採り入れてくれるクリーム系白、
内側には落ち着きをもたらす黒。
きめ細かい装飾も施してあります。
今回はここまで。
設計事務所スタッフのディテール解説ってなかなか聞けません。(笑)
次回もお楽しみに。
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nakano