くらのいえ フォト3

くらのいえ フォト3

こんにちは。

すっかり秋ですね。今日は少し寒いくらいです。

木々の紅葉がみられるのも、もうすぐみたいです。

 

 

くらのいえのディテール&フォトです。

 

階段照明。

光は上方へ向けて照射。

空間の広がりを感じることができます。

 

天窓。

明るさ、開放性が最高です。

好きです。

 

シューズ・イン・クローク。

エントランス隣に設けられた大容量収納は

収納性という機能を内包しつつ、

エントランスをすっきりとした空間に保っていきます。

 

LDK入口扉。

技巧を凝らしたガラスが、洗練された空間に+1のデザイン余力をもたらします。

エントランスから入って、初めての部屋への扉。

建物アイデンティティともなっています。

 

キッチンカウンター。

光の柱を伴うこの空間で、たくさんの家族団らん、そして、思い出が生まれていきます。

 

階段。

飾り棚と手すりです。

配色の統一性と幾何学的交わりから、

切り取った風景が、ひとつのコンテンポラリーアート。

一枚の絵に。

 

和室、飾り床。

光の反射で装飾が浮かび上がってきます。

 

プリーツスクリーン。

和室に布カーテンの組み合わせは和洋折衷の文化がもたらしていますが、

ここは、純粋に日本文化でまとめたい場所。

ゆえに、プリーツスクリーンもしくは障子を選択。

 

洗面化粧台。

蛇口とレバーが何気なく壁面に付いています。

水が溜まったりして汚れやすい奥の平らな部分が存在しません。

衛生的で、お手入れしやすい機能性デザイン。ボウル部のRもきれいです。

 

間仕切り。

リビングと和室の境界です。

空間の奥行きをもたらし、リビング全体の雰囲気のバランスをとりつつ、

フスマとして洗練されたデザインで和の雰囲気も守ります。

和洋の二面性に対する答え。

明るくモダンな空間をもたらします。

 

テラス照明。

テラスを照らす。(笑)

イメージ写真です。

可動性の器具を用い、フレキシビリティを高めています。

 

駐車場。

ちょっとした緑に心は和みます。

大事にしたいディテール。

 

植栽。

イメージ写真です。

先日、石上純也氏の講演でも聴きましたが、

今のトレンドのひとつに、いかに建物を小さくするか(存在感をなくすか)があります。

その答えのひとつは、植栽によって視覚的に見えなくすること。

イメージとしてこの写真のような感じです。外壁色も空色。

言いたいことは、自然に溶け込んでいるかということ。

融和。

ちなみに、石上氏のヴェネチア・ビエンナーレでのインスタレーション

“Architecture as air: study for château la coste”では存在自体がほぼ見えませんでした。

それもひとつの答え。

妹島和世さんも同じことを言ってるので、これがひとつの流れとして存在してるのは確かですね。

 

くらのいえ、ファサード。

外壁に水平方向のレベル差をつけ、デザインに奥行きをもたらす。

ディテールの洗練性とともに、建物の顔としてまとめてあります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

くらのいえ。

 

 

お施主様や監督さん、棟梁さんや職人のみなさま、

メーカーの方々にすべての関係者のみなさま、

ありがとうございました。

 

☆☆☆

 

直島に行きたい。

nakano

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