見晴らしの舎・かざみどり
工事種類 新築
構造規模 鉄筋コンクリート造地上3階建
備 考 見晴らし良き高台、終の棲家、外断熱
テーマは「か・ざ・み・ど・り」・・・「かざみどり」
建築主は数度の住まい作りを経て、終の棲家として設計監理のご指名いただきました。「風」「見る」「緑」をテーマとして、「かざみどり」と読みます。
当地は見晴らしの良い高台であり、吹き渡る風を感じるがごとく、よどみない室内気流を作る。これが「風」。
また、敷地隣のより高台にある前の棲家からの見晴らしに勝るとも劣らない、パノラマを創る。これが「見る」。
そして、ずっとご一家を見守り続けた「クロガネモチ」を、シンボルツリーとして垣間見る窓・額縁絵を造る。これが「緑」。
機能的にはヒートブリッジを一切生むこと無く、躯体蓄熱と熱損失を極小にする設備を用いて、外断熱を徹底しました。意匠的には白色基調にバカラレッドをポイントカラーとし、ポーチのウォールはバカラグラスに見立て、注がれるロゼスパークリングワインのバブル(泡)を表しました。
終の棲家として心地よく、楽しく、そしてエキサイティングに。